S22 最終257位(R2025)受けル偽装対面構築

 

【はじめに】

はじめましてLilやまだです

今回は最終レート2025&2018と自分の中では悪くない成績を残せたので構築記事として残させていただきます。初めての構築記事の作成になりますので、拙い部分あると思いますが、目を瞑って読んでいただけると幸いです🙇

以下常体

 

【構築経緯】

シーズン1以降ポケモンをやっていなかったのだが、ちょうど最終日の3日前くらいから発熱して全予定が飛んで暇になったので久々にガチることにした。

とりあえずカイリュー、ガチグマ、サーフゴーのスタンパで100戦ほど潜ったところレートが1400を下回りおったまげたのでシーズン1で使用していた手に馴染む軸を使用することに決めた。

チョッキセグレイブ+癒しの願いラッキー+催眠ゲンガー

これが本構築の軸である。チョッキセグレイブの殴り合い性能を買って、ラッキーの命と引き換えにこいつを2度使う。セグレイブで暴れた後の生き残りを、ゲンガーでスイープする。

この軸自体はシーズン1同様にそこそこ通用するが、ゲンガーの通りが当時と比べて悪くなっていると感じたため、第2の裏エースの採用を検討した。

この枠に求めることは、ママングライ対策、キョジオーン軸対策、壁展開対策、ガチグマやミミッキュに対抗できること、である。これらを満たす残飯身代わりサーフゴーを第2の裏エースとした。

ここまででラッキーがあまりにも浮いており、癒しの願い展開を悟られかねないと思ったため、残りの枠で受けループ偽装をすることを決意。なんとなくサフゴもゲンガーも受けルにゆかりがあって偽装に一役買っている。

受けル偽装枠かつ、相手の構築が物理偏重だった場合ラッキーを投げづらいことを危惧し、物理アタッカーに強い対面駒として3ウェポンお盆ヘイラッシャを採用。

受けル偽装枠かつ、電気と飛行の一貫を切れる枠かつ、受けル対策枠として毒菱グライオンを採用し、構築が完成した。

 

【個体解説】

セグレイブ@突撃チョッキ

テラス:地面

特性:ねつこうかん

性格:いじっぱり

H132 A236 B84 C0 D4 S52

つららばり、きょけんとつげき、地震、氷の礫

 

地面テラス切った際マスカーニャの意地トリックフラワー確定耐え。スカーフサフゴのゴルラ半分入らない。準速バンギ抜き。

構築の軸。殴り合い最強だが持久力ブリジュラスのせいでうかつにつららばりが押せず、少し択が絡む。

ただやはり化けの皮や襷や身代わりを貫通できることや、回数当てれば高火力を出せるためつららばり

初手のマスカーニャ対面は地面テラスを切って地震を押す。マスカーニャか裏のブリジュラスが死にかける。

一撃で死ぬことも無く、絶対突破できない相手もいないため、全ての構築に選出出来る。した。

 

ラッキー@しんかのきせき

テラス:フェアリー

特性:しぜんかいふく

性格:図太い

H0 A0 B252 C0 D4 S252

地球投げ、電磁波、ステルスロック、癒しの願い

 

セグで暴れた後、ラッキーを後出しして癒しの願いを打つために有象無象の攻撃を2耐えしなければならないのでB特化。

電磁波→癒しの願いの動きをするためにS振り、ぶっぱすると4振りまでのカイリューを抜ける。硬いし普通に速い。

セグで一体倒す→ラッキー後投げ→電磁波→癒しの願い。の動きが決まったらほぼ勝ち確。割と決まる。

早いおかげでアンコールしにきたアシレーヌや挑発しに来たガチグマを地球投げ連打で倒せたりもして普通に投げてるだけでも強い。

 

ゲンガー@きあいのタスキ

テラス:ノーマル

特性:のろわれボディ

性格:臆病

H0 A0 B4 C252 D0 S252

ヘドロ爆弾、たたり目、きあいだま、催眠術

 

CSぶっぱ。準速マスカーニャを抜いてるのが非常にデカい。

技を当てるゲンガーは最強。技を当てないと最弱。催眠は極力打たないよう立ち回るが、きあいだまは打たざるをえない。

もっといい裏エースがいるように思えるかもしれないが、ブリジュラスのことを考えると特殊アタッカーであること、高火力で相手を崩せること。先制技(特に神速)への耐性があること。行動保証があること等を考えると候補がゲンガーの他に襷ヒスイゾロアークとスカーフヒスイバクフーンくらいしかおらず、Sライン的にも崩し性能的にもゲンガーが適任。何よりサザンドラにテラスをきられても上からきあいだまをぶち込めるのはでかい。

ノーマルテラスにすることでミミッキュを対面無傷で突破したり、シャドボでこだわったサフゴをカモったり、エルレイドの影打ちを透かしたりできる。ただ、スケショ持ちが構築単位で若干重いのでフェアリーテラスもあり。

 

サーフゴー@たべのこし

テラス:飛行

特性:黄金の体

性格:図太い

H244 A0 B236 C0 D0 S28

ゴールドラッシュ、シャドーボール、悪巧み、身代わり

 

飛行テラスを切った後にキョジオーンのしおづけを身代わりが耐えるようにHB。

強すぎる。身代わり悪巧みを連打するのに挑発もアンコールもされない、毒菱も効かない。特性とタイプのおかげで身代わりを残せる範囲も広く、めんどくさい構築を軒並み破壊できる。

特化サフゴの+6シャドボを耐えるHD特化ママンが流行ってたが、うちのサフゴには身代わりがあるのでミラコ透かして倒せる。ラッキーの電磁波から身代わりで痺れ待ちすることで起点にできる範囲が格段に広がる。

選出する相手を間違えると途端に中耐久、中火力、中速の置物になるので選出する相手はちゃんと選ばないといけない。サフゴを上手く通せる時はeasywinできる。

 

ヘイラッシャ@オボンのみ

テラス:鋼

特性:てんねん

性格:いじっぱり

H4 A236 B52 C0 D204 S12

ウェーブタックル、地震、雪雪崩、欠伸

 

特化サザンの眼鏡りゅうせぐん確定耐え

今期は若干特殊多めの環境になると思ってたので最終日まではほとんど出していなかったが最終日なんなら物理の方が気持ち多くて大活躍した。

何気に天然のおかげでブリジュラスの持久力を無視して殴れるのがデカい。

こいつは選出しなくとも圧力が凄いのでそれだけで大きな仕事をしてる。

ヘビボン欲しい場面は多々あり、ウェブタはほぼ撃ってないのでわんちゃん

 

グライオン@毒毒玉

テラス:はがね

特性:ポイズンヒール

性格:ようき

H228 A0 B0 C0 D28 S252

挑発、毒菱、身代わり、守る

 

対受けとデカヌチャンやコノヨザルのステロ展開が重かったので挑発。デカヌ抜くために最速。

セグレイブで一体倒してTODとか、グライで毒菱撒いてゲンガーで祟り目とか、そーゆーのも考えていたがほとんどやってない。出したのはほぼ受けル。

初手のグライミラーで毒菱撒いてサフゴに引いて身代わり悪巧みから相手のグライにシャドボを打ち続ける。グライが身代わり貼ったターン(HPが1/8削れている)グライが守ったターン(HP満タン)相手はこの2択のどちらかで終わる。こちらは常にHP満タン。前者のターンで終わればこちらの勝ち、後者のターンで終われば相手の勝ちになるので、時間調整してTOD勝ちする。

最終日1戦だけ相手の時間調整が上手くて負けたけど他は対受けル全勝だった。

 

【選出パターン】

セグレイブ+ラッキー+ゲンガー

まずはこれを選出できるか考える。ラッキーが2発で飛ばされることは無いか、ゲンガーの通りはどうか。

 

セグレイブ+ラッキー+サーフゴー

キョジオーン軸、ママングライ、壁展開、神速マッパ真空波以外の先制技持ちが多い構築、ミミッキュ入り、その他低速サイクル等、ゲンガーが刺さっていない構築やサフゴが身代わりを残せる相手がいる構築にはサフゴを投げていく。

 

セグレイブ+ヘイラッシャ+ゲンガー

試合展開を考えた時セグからラッキーに引いた時2発で飛ばされる可能性がある構築、ダイススケショ持ちのポケモンを感知した時、シンプルに物理が多い時にはラッシャを投げる。最終日はめちゃめちゃこの並びで投げた。

 

セグレイブ+ラッキー+グライオン

グライオンTODできそうな時。

 

グライオン+サーフゴー+セグレイブ

対受けループ

 

ゲンガー+セグレイブ+ヘイラッシャ

対デカヌ展開。催眠2回撃って両方外したら負け

 

【重いポケモン

マスカーニャ

もはや通り過ぎてて絶対初手に来るためセグレイブで地面テラス切って地震撃ってから考える。この構築に出てくるマスカーニャは意地鉢巻が多いためゲンガーで抜けてることも多く、そもそもマスカーニャは弱いのでなんとかなる。

 

バトンクエスパトラ

襷とかアタッカーはどうでもいい、バトンはキツイ。クエスのルミコリ+マジシャ耐えるのセグレイブやべぇよ。

 

スケショカイリュー

構築見てスケショっぽければヘイラッシャを投げれば良い。ぽくないスケショカイリューがキツイ

 

炎テラス眼鏡ヒスイバクフーン

セグレイブが上からワンパンされる数少ないポケモン

 

【感想】

テラス環境での対面構築は択が絡んで良くない(多分気づくの遅い)。

ひっさびさにポケモンやったので2rom1900あたりから片方を上回ったらもう片方やって上回ったらもう片方をというチキン戦法で潜っていた。

最終日は意味わかんないくらい勝ってた。記憶が正しければ2敗しかしてない気がする。最終日3日前にレート1400にいたことを考えるとよく頑張った。

来季もやるならサイクル使います